公明党松戸市議会議員
あしだ 満春

働きながら学ぶ楽しさ_松戸市議あしだ満春

2026.08.08

私は前職のライフサイエンス業界で従事していたとき、通信教育で大学の法学部に挑戦しました。
当時39歳です。
43歳で市議会議員になりましたが、それからも学び続けて46歳で大学を卒業。
当時の心境を少しつづらせていただきます。

働きながら学ぼうと思ったきっかけ


当時IPS細胞の研究がノーベル生理学賞を受賞することになって、国内では再生医療に係わる法整備をすることになりました。

関係省庁がタスクフォースをつくるなか、ワーキンググループの一員として議論に参加する機会をいただきました。

大学教授や産業界のスペシャリスト、官僚など各界のエキスパートが出席し議論する場は衝撃でした。

法律ってこうやって準備されていくんだろうなぁ...
と感じたのもこのときです。
その法ってそもそもなんだろう?
と思ったのが大学に入ろうと思ったきっかけした。

働きながら学ぶ苦労


仕事や地域活動、プライベートが忙しかったのも事実です。
そのため実は、初めなかなかレポートに手をつけられず、むやみに時間だけが過ぎました。
そんなとき妻からガツッと!
叱られました。
「約束が違う」と…

すみませんm(_ _)m

よしやろうっと奮起しました。

ところが、いざ始めるとこれが楽しいんです。
学校の勉強ってひたすら記憶することだと思い込んでいたのですが、法学部の勉強はまるで違いました。
法律ってそれぞれの立場や意見の相違でいろいろな学説が存在します。

その学説の立場でみるとこの行為はこうなる、別の学説の立場でみるとその行為は違う捉え方になる。
そんな考え方を身につけるのが法学部での勉強でした。

大学で身につけた力が社会の場で発揮されていくのがよくわかりました。

市議会議員になってからも続けた勉強


2022年11月に市議会議員に初当選しました。
議員として活動するなかでも、時間を見つけて勉強を続けました。

特に大晦日、正月は勉強を行うチャンス。
箱根駅伝はテレビではなくラジオで聞きながら、レポート作成しました。

また議員活動と法学の勉強はとても相性がいいのだと思います。

議会活動と勉強を続けることで法体系を調べるクセのようなものが徐々に身についていきました。

議員活動で市民相談を受けるなかで課題解決につながることを実感したことも多々ありました。

忙しい中でも勉強を続けるコツ


私は基本早起きです。
一番頭の冴えている早朝の時間を勉強にあてました。
議会や政務活動のない休日。
午前予定がないと勉強集中期間になります。

例えば4時に起きて昼の12時まで勉強できれば8時間の勉強時間を確保することができました。

モチベーションの維持


自分のなかで勉強のテーマを決めていきました。
私は、市議会議員になったあと履修した科目は「地方自治法」「社会保障法」「行政法」などです。

この科目はまさに議会での活動に関わるものです。
すると学んだことが即社会に生かされていると実感することができます。
この好循環がモチベーションにつながりました。

学びを議会に活かす


先ほど「地方自治法」を履修したといいましたが、この科目の最終課題が、自治体のデジタル化について述べよという課題でした。
最新のことなので教科書には答えはありません。
自分で調べなければいけないのですが、ここでは賛成派と反対派それぞれの言い分を全て確認するところから始めました。

賛成派はどういったロジックで賛成なのか。
反対派はどういったロジックで反対なのか。

それぞれの言い分を加味したうえで、市民サービスの向上・職員の働き方改善・自治体経費の削減という3つの観点から賛成の立場でレポートを書きました。

おもしろいことに同時期に行われていた松戸市議会のなかでも賛成の立場から議会で取り上げることになりました。
結果、松戸市の自治体デジタル化は県内で最も進む市のひとつになりました。

今後の意気込み


働きながら学ぶのって、時間を確保しなければいけないので、多くの方は決意するのに戸惑いがあると思います。

それでも今までと違ったスキルを身につけることで社会に役立つ自分がいるということを実感できる。

また自分がやりたいことを実現する力を身につけることができます。

国としてリスキリング制度などスキルアップの制度は様々ありますが、私としてはそれらの支援から漏れてしまうような市民に対して松戸市として応援できるような仕組みを考え整えていきたいと思います。