公明党松戸市議会議員
あしだ 満春

AIデマンド交通を松戸市に!

2026.05.14

今から25年前、私はトラックドライバー。
当時勤めていた企業は下請けの仕事が多く、様々なカタチで荷物を運んでいました。

ルート配送のような業務もあれば、関東近郊を周回するような業務ありましたし、宅配のような仕事もありました。

なかでも結構しびれたのは、家電量販店の配送兼設置スタッフとして、白物家電やテレビなど、部屋のなかに設置するところまで行う業務です。

冷蔵庫やテレビ程度ならまだいいのですが、当時流行っていた音響システム5.1CHの設置となると、全く専門知識がありません。
それでも取説を読んで全てやり切れたのは私にとって今でも誇りです。

この業務では、早朝6時ころ家電量販店の配送センターにおもむき、トラック荷台ぎっちりと商品を積み込んで、行き先を地図でそれぞれ確認して、移動時間の推定、設置時間の推定をして、その日のうちに配送が完了することを頭の中でシュミレーションして出発するんです。
ですから、先ほどいった音響システム5.1chのような思いがけない商品があると焦りがあったのも正直なところです。

さて、なぜ今このようなこと思い出したのかというと、先日AIデマンド交通について学ぶ機会があったからなんです。

いったんAIはさておき、デマンド交通って何かっていうと、少し はしょっていえば知らない人どうしが乗り合いでタクシーを使って少しでも費用を抑えようといった交通システムです。

タクシーって電車やバスと違って、どのような層でもドアtoドアで移動できる最強の移動手段ですよね。
でも金額が高いから頻繁に使えないのが欠点なんです。
その欠点を補うために知らない人どうし乗り合えって少しでも費用を浮かせた!そう誰もが思うはずです。

これまでも、自治体と民間タクシー事業者が連携して実施してきたところもありますが、ここでの問題は、次から次へとくる予約に対してどう対応するかなんです。
最適なルートであったり、その日その日の交通事情であったりとか。

運転手さんやオペレーターが、その長年の経験から最適なルートを組むことができれば、利用者にとって快適な移動手段になるとは思いますが、現在は働き手の構造も変化してきていて、必ずしも豊富な経験値にもとづくことができないことも考えられます。

そこで、有効と思われるのがAIデマンド交通なんです。

AIっていわばデータの蓄積を活用すること。ですから熟練ドライバーや熟練オペーターの経験値をデータとして・数値としてベース化して、そのときそのときの最適な移動ルートを導き出すことが期待できるんです。

トラックドライバーだった当時の私は、その経験値で驚くほど配送時間や移動時間が正確でありました。
そういったような経験値って実は、ひとに譲ることが出来ないんです。
ですから、AIに任せられることは任せることで交通手段を持続可能にできたらいいんじゃないかなと...考えさせられました。