公明党松戸市議会議員
あしだ 満春

災害時 冷蔵保管のお薬はどうするの?

2026.02.01

六実小避難所運営委員会の勉強会に参加させていただきました。
災害時の備えについて学ぶ機会を今回もいただきました、ありがとうございました。

今回は講演方式ではなくてワークショップによってそれぞれ意見を持ち寄る双方向の勉強です。

講師には減災塾の大竹代表理事。
松戸市からも危機管理課の職員と、避難所の直行職員が参加。

率直な疑問をQ&A方式で理解しあう、素晴らしい会合でした。

色々な質問があってみんなとてもいい質問だったんですが、ここでは、そのなかのひとつだけご紹介します。

医薬品のアクセス


持病を持たれているかたにとって一番の心配は医薬品の供給です。
どのようにして薬を受け取ることができるのでしょうか?

結論からいうと拠点は「避難所」です。
在宅で避難していたとしても町会を経由して最寄りの「避難所」に要請してほしいとのことです。

で、ここからが今回の「気づき」
常温保管の医薬品でなくて、冷蔵保管、冷凍保管の医薬品が必要とする方はどうすればいいですか?という質問。

...とてもいい質問です。

行政の説明では災害時、薬剤師協会と協定を結んでいるので、それぞれの避難所の情報を薬剤師協会と共有し提供できるようにしたいとのことでした。

ただこの回答には私として少し疑問符がありました。

というのも、私が市議会議員になる前の仕事は、製薬企業が医薬品の研究や製造をするときの「温度管理」を生業としていたからです。

直近の例でいうと、コロナ禍のときワクチン保管用の-70℃冷凍庫、-20℃冷凍庫を全国に設置に尽力した企業に勤めていました。

そういった仕事をしていたことから、松戸市内に冷蔵保管、冷凍保管することができる病院であったり、どの程度の規模感で保管することができるか、肌感覚でわかります。

ちなみに、松戸市としては医薬品保管用の冷蔵庫は所持していません。
万が一、激甚災害に指定されるような災害があった場合は、世田谷区用賀にある陸上自衛隊補給統制本部が所持する、医薬品や、専用冷蔵庫を持ち出します。
ただ、この所持する専用冷蔵庫の規模感も私は前職の関係から肌感覚でわかります。

おそらく首都直下型地震のような大規模な災害のときには足りないでしょう。

公助が必要な理由


もちろん自助・共助はベースです。
でもこういった特殊な温度管理を必要とする医薬品を必要とする避難者がいたとき、つまりは個人で身を守ることはできません。
ここは公助の出番です。

松戸市だけでも対応できるような事案ではないのかもしれませんが、私としては市と県と国が協力して行うべきことだと感じました。

このような会合に招待していただいた六実小避難所運営委員会に改めて感謝いたします。