公明党松戸市議会議員
あしだ 満春

歴史に学ぶ(人権)

2025.07.16

大学で履修した科目のひとつが「人権を語る」でした。

その教材となったのが、社団法人神奈川人権センターが編集発行した「21世紀の人権」
そこには在日コリアンの歴史を次のように説明しています。

  1. 戦時中、日本は植民地化した朝鮮民族に対して皇民化政策をとる。よって朝鮮民族を日本国籍とした

  2. さらに多くの人が日本に移住させられ労働力として使役されてきた

  3. 終戦時200万人いた朝鮮人の多くは朝鮮半島に戻ったが、祖国による生活基盤の喪失、南北分断による混乱、通貨・荷物の持ち出し制限などが理由で60万人が日本に残った

  4. その在日コリアンに対し日本国政府は1945年12月に在日コリアンの参政権を停止させる

  5. 次に1947年5月に外国人登録令を出し「台湾人朝鮮人は、当分の間これを外国人とみなす」とした

  6. そういうことであればと在日コリアン側も朝鮮半島に戻る準備を進めるため母国の言葉や文化を学ぶための民族学校を設立する

  7. しかし米ソの対立激化を背景に、民族学校を共産主義思想拡大の拠点と考えた日本政府は1948年1月に、「朝鮮人は日本国籍があるので就学義務を負う」と通達をだし、民族学校を認めないとする文部省通達を出す

  8. 1952年4月28日サンフランシスコ講和条約によって日本が独立を回復する直前の4月19日、法務府民事局長通達によって朝鮮人・台湾人の旧植民地出身者に対して日本国籍を剥奪した


これが私が学んだ在日コリアンの歴史です。
私はこの歴史から目を反らしてはいけないし、風化させてもいけないと思っています。

国の都合によって、人権を蹂躙してはならないし、
国の都合によって、特定の民族を排斥してはならないと考えます。

でもこれまで国の都合によって人権を蹂躙してきた歴史があり、
国の都合によって、排斥してきた歴史があります。

歴史を学ぶことの重要性のひとつは、同じ誤ちを犯してはいけないということ。

まずは歴史を知ること。
そのうえで共生社会、包摂的な社会をつくっていきたいと決意しております。

最後に人権をこう定義される方がいるのでご紹介します。

誰もが、そのままで生きられること
誰でも、活き活きと生涯を過ごすこと
自分も他者も、普通に生きてゆけること