公明党松戸市議会議員
あしだ 満春

科学技術費を倍増することで

2025.07.09

公明党の斉藤代表が、先日インターネット番組に出演。

その際、日本経済の成長戦略について
経済をけん引するのは日本にしか独自の技術だ。そのために科学技術政策に予算や投資を【倍増】すべきだ」と。

また
独自の技術があれば、どんなに関税をかけられても、その物を買うしかない。大切なことは世界標準を日本がつくっていくことだ」と。

さらに
例えば、自動車に関する国連の安全・環境基準において、日本の技術が採用されるようにする。また規制緩和も必要だ。検索エンジンは、もともと日本の技術だったが、著作権法などの制約があって立ち遅れた」とも。


かくいう斉藤代表は東京工業大学出身で清水建設入社。
働きながら研究を行い博士号を取得。
同社の研究所にも所属していたとのこと。

まさに科学技術の重要さを知る人です。


この科学技術費の【倍増】によって経済をけん引するとのこと、私も大賛成です。


私の前職はライフサイエンス(生命科学)業界。
国の研究機関、東京大学先端研や慶応義塾大学医学部などの研究室、製薬企業の研究センターに足を運んでいました。


ライフサインエス分野で有名なのはIPS細胞というのがありますよね。
2006年に日本で生み出された技術です。
現在開催中の大阪万博でもIPS細胞を使った人工心臓など大きな話題になっています。

研究機関への投資・予算の【倍増】はまさに未来への投資です。


"あしだ"の勝手な所感


そのうえでひとつ私の勝手な所感

研究といっても入口となる基礎研究から、出口部分となる応用研究まで幅広くあります。
かつて日本は「基礎研究は強いけど産業化にするのが下手」と揶揄されることがありました。

そうしたことから、近年の研究への予算配分は出口部分の応用研究を重視する傾向にあるといわれています。


つまり、限られた科学技術予算のなかで、すぐにでも市場で回収が見込める分野に予算をつけるという方法です。


ここ再度、見直してもいいのかなと思います。
出口ばかりの近視眼的な予算配分でなく
入口ばかりの遠視眼的な予算配分でもなく
バランスのいい正視眼的な予算配分であってほしいと思います。



先に話したIPSは、山中伸弥さんが基礎研究からスタートし、まもなく産業化への出口が見えるところまできています。


その山中さんはこう語ります

医学部で、周囲は臨床に近い製薬会社との共同研究が多く、基礎研究をしている私は浮いてしまい、研究費も獲得できず、精神的にも大変でした。それでも私は、ES細胞の基礎研究を続けたかったので、さまざまな公募に応募。奈良先端科学技術大学院大学に採用され、ようやく基礎研究を思い切りできるようになったのです


基礎研究があるからこそ独創的な科学技術が生まれ、
応用研究があるからこそ社会貢献が果たされます。


科学技術費を【倍増】するということは、この基礎研究・応用研究にそれぞれに相応の予算を配分することが可能ですよね。


日本の研究を入口から出口までつながるような【倍増】計画になるといいなと私は思いますが、みなさんはいかがでしょうか?