公明党松戸市議会議員
あしだ 満春

前職と議員活動の共通点。松戸市議あしだ満春

2025.04.13

市議会議員になる前は、ライフサイエンス業界で従事していました。


メーカーの営業マンとして主に製薬企業の研究所や製造現場に出入り。


低分子構造の医薬品であればその分子構造は安定しているので常温でもいいのですが、高分子であったり抗体医薬、バイオ医薬品になるとその分子構造を安定させるために温度管理する必要があります。


コロナ禍のとき全国自治体でワクチン接種をするときファイザーのワクチンであれば-70℃、モデルナは-20℃で保存していたのは有名ですよね。


私が行っていたのはそういった温度管理をするための少し特殊な冷蔵庫・冷凍庫を製薬企業などに提供する仕事だったんです。


特に医薬品は製造するまでの過程がとても厳重です。


規定する温度から逸脱するとそれはもう医薬品として出荷することはできません。


だから温度を記録・管理するためのモニタリングシステムの提供もしていました。


また「その温度は本当に合ってるの?」


と少しの疑問も残さないために基準となる標準との誤差をチェックするトレーサビリティを証明するようなこともやっていました。



その当時、私の日々の営業活動は、提供する装置が医薬品の製造装置として適格かそうでないのかを検証する検査手順を確定するための打ち合わせです。


ときにはゼネコンとの協議も行いました。


私は営業でありましたが、実際に検査手順書の作成もしてきました。実際に作成できることが私の強みでもあったからです。



それでいざ受注となると、特殊な冷蔵庫・冷凍庫を製造し納入。


納入後、据付時適正検査、運転時適正検査を行い、稼働させ引き渡しとなります。


そうしてできあがった検査書類の量は多いときで段ボール2、3ケースにもなります。


この書類はユーザーが保管するものになりますが、公的機関の視察が入れば重要な文書として提示することになる書類なので責任も重大でした。




医薬品を製造するために必要な書類を作成するということは、もちろん正確な書類でなければなりません。


適格性を検証するにしても合否の判断基準の根拠を明確に示す必要もありました。


その基準は時に法に求めるときもあれば科学的な考え方に求めるときもあります。


私が営業してきた相手は特に研究員のかたが多く、相手から求められる根拠はとてもシビアにみられていました。




さてなぜこのような話しをしているかというと、この当時の営業活動が、今の議員活動にも生きていると感じることがあるからです。



議員に与えられた権利のひとつに本会議における市政に関する一般質問というものがあります。


議会で一般質問をするにあたり、当然いい加減な発言はできません。


全ての発言において根拠が必要となります。


それはそうですよね。政策を決めるのあたり雰囲気だけで方向を決めていいのでしょうか?


答えはノー。


政策を決めるためには、その根拠となる法や科学的データが必要と考えます。


どのような法があって地方にはどのような影響があるのか。


またその法を踏まえたうえで地方がやるべきことは何なのか。


科学的データはどうなのか。エビデンスはどうなっているのか。


そこを考え実際に制度と制度の隙間にいる住民に手を差し伸べることができないかを模索するのが地方議員だと考えます。


もちろん前職と今の議員活動とで全部が全部同じことをするわけではありません。


公明党の議員として血の通った議員活動を行っていきたいと思います。