公明党松戸市議会議員
あしだ 満春

スマホにマイナ機能を搭載

2025.03.11

国ではマイナンバー法を改正し、スマートフォンにマイナンバーカード機能を搭載できるように進めています。

現在はアンドロイドで搭載できるものも一部あるようですが、R7年4月1日からの法改正によって加速化すると考えられます。

国による法改正によって松戸市の条例にも文言の整理など一部改正することが必要となったことから、3月7日に開催された松戸市議会・総務財務常任委員会で審議しました。

今回の改正は、法律を引用していか箇所を整備するだけなので業務に直接影響することはありません。

ただスマホにマイナ機能を搭載できるということは魅力的で、私としては色々聞きたいところではあります。

あくまでも国の制度なので委員会では全てを確認することはできませんが、
せめて現状でわかる範囲だけでもと各委員から質疑がありました。

質疑からわかったことは、次のようなことです。

マイナ機能を搭載したスマホだけで「健康保険証」「銀行口座の開設」「住宅ローン契約」「携帯電話」の申込ができると考えられること。

現在設置のマイナカード読取機器だと、スマホの認証機能は利用できないと考えられること。

スマホに搭載された顔認証や指紋認証など生体認証が利用することが可能であり、データ送信の改ざん防止策が施される考えられること。またスマホを紛失しても専用ダイヤルで利用の停止が可能なこと。

ざっくりいえば、このような回答でした。

私がここで注目したのは、スマホでもマイナ保険証として活用できる可能性があるということです。

というのも松戸市では、令和6年8月から2ヶ月間の実証事業として、救急搬送時に救急隊がマイナンバーカードを活用する取組を行ってきました。

マイナンバーカードを健康保険証として使用できるようにするマイナ保険証では、カードから受診歴、診療・薬剤実績などの最新情報を把握することができます。

その情報を救急隊が把握することで、実際の症状や観察結果を総合的に判断でき、適切な搬送先医療機関の選定を可能とする事業です。

2ヶ月間の実証事業のなかでは次のような事例がありました。

それは、救急隊が現場到着した時点で、傷病者が意識障害を起こしてたため、本人の口から医療情報を取得することができませんでした。
そこでマイナンバーカードから受診情報を確認し、適切な医療機関へ迅速に搬送することができたという事例です。

この事例は救急活動の迅速化につながったものです。

その一方でマイナ救急の実証事業では次のようなこともわかりました。

それは、2ヶ月間の搬送件数1038件のうちマイナ保険証として情報を閲覧することができたのは7.51%の78件だということです。

閲覧できない理由として、救急要請時にマイナンバーカードを所持していないこと、また所持していたとしても健康保険証と紐付けしていないことや直ぐに見つけられないことなどがあったそうです。

私としてもマイナ救急の課題はマイナンバーカードを持ち歩く方が少ないことが課題の一つではないかと考えます。

そこでスマホにマイナ機能を搭載すれば、みなさん携帯するのではないでしょうか。

世代によって違うそうですが、私はスマホのことをいまだ「ケイタイ」「ケイタイ電話」と呼んでいます。

常に携帯する「ケイタイ電話」にマイナ保険証の機能も搭載できるのであれば、ぐっとマイナ救急などによって命をつなぐことができるかもしれません。

今回の市の回答からもスマホにマイナ機能を搭載した際のセキュリティ対策は安全であり、携帯しても大丈夫とのことです。

現実の生活の場に、デジタルのサポートによって、今後ますます人のための事業、命をつなぐ事業になるものと期待をしています。