公明党松戸市議会議員
あしだ 満春

法令用語の豆知識

2025.03.08

法律や行政言葉にはある一定のルールがあります。

そのひとつが「直ちに」「速やかに」「遅滞なく」です。

いずれも緊急性を表す法令用語ですが、それぞれ、緊急性の程度が異なります。

緊急の程度はざっとこんな感じです。
私も議会で発言するときは多少意識しながら発言しています。

これまでの議会での議事録を振り返るとこのような感じで使い分けています。


令和5年6月議会 一般質問
「住民は一日も早い交通手段の再構築を待ち望んでおります。課題を速やかに確認していただき、それぞれに見合う交通網の整備を市が率先して取り組んでいただくようお願いいたします」


令和6年9月議会 一般質問
「現地決済型ふるさと納税について、速やかに研究し、結論づけていただきたいと思います。その上で、問題の本質はあくまでも寄附受入額と寄附控除額のバランスです。この課題を解決するのであれば、どのような方法でも構いません。寄附受入額を伸ばす努力を徹底して行うべきと考えます」


令和6年9月議会 決算認定討論
「本市が、恒久平和を願い活動していることは充分に承知しています。その活動が止まることのないよう基金を積むことなど、原資について速やかに検討していただくことを条件に、国際社会の平和と安定に資するものと評価いたします」


令和6年12月議会 一般質問
「市民センターのトイレ洋式化について・・・公共施設の洋式化率・・・着実に進んでいると評価します。一方で、場所によっては、洋式化率が低い市民センターもあるようなので、それら施設についても遅滞なく進めていただきたいと思います」


このように緊急性を使い分けています。
といっても最も緊急性の高い言葉、「直ちに」はまだ議会では使っていません。

使うときは、よほどの緊急性があるときと思われます。


このように似たような言葉っていっぱいありますが、ニュアンスが違うこともあります。
言葉のルールを頭の片隅にいれておくと、聞いたときの受け止め方がよりしっくりくるかもしれません。