公明党松戸市議会議員
あしだ 満春

松戸市こどもの読書環境の整備

2025.02.21

公立図書館の利用率は2割程度、登録者数でも3割程度といわれています。
つまり8割の市民にとって公立図書館は使用されない施設といえます。

ただ別の調査では大人であってもおよそ5割は常に何かしらの書籍を読んでいるとのこと。
ということは、政策的な意図がないなかにあるなかでも、ひとと本の結びつきは強いのかなと感じます。

その一方で町の本屋さんが急速に減少しています。
それも通販サイトや電子書籍が登場したことがその大きな影響です。

ではここからは少し私の私見を述べます。

私も本屋さんに行って本を手に取り、読みたい本をみつけたときは何だか嬉しい気持ちになります。
現在の家に越してきてからも、通勤で使う五香駅ビルの本屋に立ち寄って背表紙をみるのが常でした。

その五香駅の本屋さんも今はありません。

撤退したあと、当時小学生だった長男が歩いていける本屋がなくなったことを嘆いたことを今でも覚えています。

では、このようにこどもの足で歩いていける本屋さんが減少しているなかにあって、公立図書館はどうでしょうか。
松戸市には本館といくつかの分館、地域館がありますが、残念ながらこどもの足で行くには地域によっては難しいところもあります。

そのなかで、今、注目しているのが「学校図書館」です。
松戸市にあっても全ての小中学校に「学校図書館」が設置されています。

この学校図書館の機能が十分に発揮されているならば、こどもたちにとって本は常にそばにあります。
学校図書館の機能の詳細については次のとおりです。

▼3つの機能を備えた学校図書館機能

―そもそも学校図書館とは―

学校図書館法2条で必置となっている学校図書館。
その機能は大きく3つあり①読書センター②学習センター③情報センターの機能が備わっているとのことです。

①読書センター

読書センター機能とは自由な読書活動、読書案内、読書指導を指すそうです。
多くの大人がイメージする学校図書館とは学校図書室のことであるいわれています。

本がならんで、読書案内などの掲示物があるものをイメージしますよね。
見落としがちなのが読書指導であり、ひとそれぞれによって本の読み方が違うことを意識し、本が読むための指導が必要だそうです。

年代など人それぞれによって読書のイメージ(意識)も違いますよね。
本来、図鑑も漫画も電子も新聞も全て読書に含まれなければならないとのことでした。

趣味的読書から実用的読書(情報収集型、情報活用型)まで多様な読書があることを知る必要があるようです。

また読書センターに必要な観点は十分なスキルと十分な環境をこどもに与えることにあるそう。

十分なスキルを得たこどもは学校図書館にない一般書も読むことが可能となります。
学校図書館の先に公共図書館があり、このことから学校図書館と公共図書館が連携することが必要とされます。

②学習センター

学習センター機能とは教育活動に必要な資料情報を準備する機能です。
実際の教育現場では、この機能があまり知られてないのが実状。

教師がそれぞれ準備することが多いのですが、本来は学校図書館が有する機能によって迅速で確実な内容、十分な分量の資料・情報を提供することが可能となるそうです。

この機能を十分に発揮し、必要な資料・情報の「情報」を授業者と図書館(公共図書館・学校図書館)で共有することが重要です。

③情報センター

情報センター機能とは情報活用能力を授けることとのこと。
そのため情報活用能力指導や児童生徒の成果物の収集と活用を行うそうです。

アナログにもデジタルにも対応した能力を育成することが求められ、なんでも調べられ、知ることができる情報活用能力を授けます。

また自分の課題を自分で解決していく力を育てることにもつながります。


学校図書館の充実によって、きっと本が身近になります。
それらを支えるため地方議員としてできることに挑戦していきたいと思います。