公明党松戸市議会議員
あしだ 満春

リチウムイオン電池など小型充電式電池が抱える課題に取り組みます

2025.02.16

公明党の特徴は地方と国のネットワークにあります。
今回はそのネットワークについて事例を通しご紹介します。

地方自治体の課題のひとつとなっているのがリチウムイオン電池などを原因とした廃棄物処理場の火災事故です。
松戸市もごみ処理を行う以上、避けて通れません。

リチウムイオン電池などの小型充電式電池はどうも外部からの圧力がかかると電極が短絡し発火現象がおきるようです。
そのため一般廃棄物などに混ざって廃棄処理場に運ばれると最悪火災事故につながります。


これら小型充電式電池はJBRCというリサイクル団体で回収することが可能です。
検索 >> 「JBRC」で回収してくれる店舗を探すことができます。
松戸市内にもけっこうあって家電量販店やホームセンターなどあります。


ちなみに加熱式たばこの器具はJBRCに加盟していないのでJBRC加盟店での引取りは不可です。
メーカーによって回収方法が違うのでそれぞれ確かめる必要があります。

「glo」と 「Ploom」は松戸市内でも下記回収店舗で随時回収しリサイクルしているようです。
(2025.2.14現在)

回収店舗名

回収店舗住所

有限会社 嶋根商事

千葉県松戸市東平賀241番地

株式会社 アリタ

千葉県松戸市松戸新田576番地15

有限会社 矢切屋

千葉県松戸市下矢切132の1

なお「iQOS」は松戸市から一番近くだと銀座店で回収とのことです。
(2025.2.14現在)

最新の情報はそれぞれホームページなどで確認してください。



これら加熱式たばこの器具の消耗は激しく、かなりの量が排出されています。
リサイクル方法や廃棄方法がわからず一般廃棄物に混ぜてだしてしまうことで、その処理施設でいつ発火現象が起きても不思議ではありません。


おそらくリサイクルできるとご存じのかたはそれほどいないのではないでしょうか。
松戸市でも令和5年11月から「有害などのごみ」として赤い袋を用意しています。

この袋を利用することで加熱式たばこの器具であったり、その他、モバイルバッテリーや、電気シェーバー、ワイヤレスイヤホンなどリチウム電池が組み込まれている製品の分別回収を行うようにしています。

これら小型充電式電池は松戸市リサイクルセンターに運ばれてきますが、その量を確認したところ年間でなんと5t程度。
年々増加傾向にあるそうです。


リサイクルセンターに運ばれてきたものを、さらに分別しその多くはJBRCなどへリサイクルに回しているようです。

ただ、ここで少し問題があります。


それはリサイクルに回せない小型充電式電池が多く存在するということです。
変形した電池はリサイクルに回せません。
またJBRCに加盟していない製品もその行き先がままなりません。

リサイクルできないそれらをどう最終処分すればいいのでしょうか。

実は最終処分方法について明確な指針が示されていないため、自治体それぞれで最終処分事業者を探す必要があるのです。

松戸市も現在、最終処分事業者を探しているところです。
そのため処分しきれないで行き先のない小型充電式電池を相当の量、保管しているのです。


リサイクルして資源に回すよう、また火災事故が起きないよう、松戸市としてできることは全て行っています。


これらの議会を通じた調査を通して、2つの問題があることがわかりました。


①一般廃棄物に混ざって処理施設で発火現象がひんぱんに起きること
②最終処分できない電池が多くあること

つまり、

この問題自治体だけで解決できるものではなく、国との連携が必要なのです。

そこでネットワーク政党・公明党の出番です。
公明党の地方と国とで情報交換する場でこの問題を提起しました。



そして公明党環境部会として政府に対し次のとおり提言

●関係省庁と連携した、国、製造事業者、自治体、リサイクル事業者などの関係者の対応策を取りまとめた指針の策定(最終処分方法を含む)検討すること

●火災事故の主な要因となっているモバイルバッテリー、加熱式たばこの喫煙器具等の小型家電リサイクル法対象品目への追加を検討すること

●再資源化事業等高度化法に基づく、製造事業者等と廃棄物処分業者が連携したリチウム蓄電池の更なる分別回収の推進


このような一連の動きができるのが公明党の最大の特徴です。
地方と国のネットワークで今後ますます身近な課題に取り組んで参ります。

※この模様をあしだタイムズvol.09にまとめました