公明党松戸市議会議員
あしだ 満春

読書力をあげるには?

2025.02.13

松戸市では図書館をどう整備するか検討されています。
生涯学習に図書館はかかせません。
整備そのものは大事な事業だと思います。

ただ、図書館そのものの利用者って市民のどの程度使っているかというと文科省調べで公立図書館登録者数が3割とのことです。
つまり残り7割の市民にとって使わない施設になってしまいます。

ということは図書館そのものの整備に加え、実は図書館を利用する市民になっていただく視点も重要となります。


そのことから私としても、
読書力をあげる方法について色々考えるようになりました。


私も現役の通信制大学生です(今年3月卒業予定)。
大学側が選定した教科書をまずは購入して、
いきなり読んでも、初めて学ぶことなので最初その意味はさっぱりわかりません。

でもスクーリングなどで講師から説明を受けると、そのあとはすらすら読めます。

きっと、これが読書力を身につけるといったことなのだと思います。
本を読むためのアドバイスをいただいているようなものなのかもしれません。


もっと極端な例として、私自身の経験をお話しします。

私の家に吉川英治全集があって、その巻は「三国志」。
小学生のとき手に取って読もうとしましたが、字の小ささと本の分厚さに圧倒されたのと、いったい何をいっているのかイメージしづらかったので最初の数十頁で断念しました。

その後、高校生のとき、学校図書室に横山光輝氏のマンガ「三国志」全60巻がずらーッと並んでいたので手に取って読んでみました。

すると、あのとき全集で読んだ文章の意味が、マンガだとさらっと読めました。
マンガならでは効果です。

マンガを面白く読んだ後、再び吉川英治氏の小説三国志を読むと全ての意味が通じました。
小説三国志、いまでは愛読書のひとつです。


この話しから、読書力をあげるといっても何か特別な勉強をするのではなく、ひとりひとりにあったカタチで身につくものなのではないかと思います。

マンガは読書ではないとか、デジタルは違うとかではなく、そのひとに合わせたカタチをみつけていくのが本来の姿ではないでしょうか。


ところで学校には必ず学校図書館があります。
この学校図書館によって本が好きになるこどもが増えれば、

こどもたちが大人になったとき本が常に身近になることができれば、

もっともっと市民にとって公立図書館が有意義なものになります。


松戸市の図書館整備。
それと同時に読書力の向上について考えていきたいと思います。