公明党松戸市議会議員
あしだ 満春

公教育の再生

2025.01.13

松戸市二十歳の成人式に参加させていただきました。
式典ではこの20年を振りかえることのできる劇が披露され私も感慨深く拝見しました。
式典に参加された皆様、この日を迎えるまで育ててくださった皆様、式典を主催した皆様、ありがとうございました。


さて私もここ数日、市内の20代の若者世代で社会にでて働く方々と懇談する機会をいただきました。
この世代の関心はやっぱり仕事に関するものが多いのかなと感じます。
確かに私も20代前半は仕事での悩みが特に大きかった記憶があります。

思っていた自分の実力と現実社会とのギャップ。
理想と現実は違い、社会にでて大きな壁にぶつかったことを私もはっきりと覚えてます。


それでも成長しようと同世代で励まし合うことで私も少しずつ壁を破っていけたのかなと思うところです。

有名な寓話にレンガ運びをする3人の話しがあります。
ある日、レンガ運びをする3人がいました。
彼らに通りがかりの人が尋ねます「何をしているんだい」

一人目
「レンガ運びだよ」と。

二人目
「壁を作っているのさ」と。

三人目
「城を建てているんだ」と誇らかに。

この話しは同じ作業をしていても心の持ち方一つで、やりがいが大きく変わることを示唆しています。


私もこの話しが大好きで何のために働くのかをいつも心に描きながら働いてきました。
苦しいときも多々ありましたが、そこで見いだせる生きがいは何ものにも変えることのできない私にとっての宝となりました。


とはいうものの私がそうであったように、多くの若者が学校で教育を受けたあとすぐに直面する社会の壁の高さには少し違和感を感じます。

就職先によって教育制度が充実している企業もあればそうでない企業もあります。
企業にとって新入社員の教育に多くの費用がかかるのも事実です。
資本の余力の少ない企業ではどうしても充実した社員教育は難しいと考えます。

学校を卒業して、社会にでて、少しでもついていけないと、世間の空気は何となく「自己責任」という名のもと、ついていけない人に責任があるような雰囲気になります。

本当に「自己責任」なのでしょうか?

私は「自己責任」として終わらせたくはありません。
もっとできることがあるはずです。

雇用保険による職業訓練制度の充実など対処療法もそうですが、やはり重要なのは社会に巣立つまでの学校での教育のあり方に鍵があると考えます。

つまり「公教育の再生」です。

一斉授業による「みんなが同じ」学校教育ではなく、
一人ひとりの子どもに光を当てて、自分らしく強みを発揮して輝いていく教育が必要ではないでしょうか。

例えば、いわゆる半日学校制度にように、
午前中は集団学習形式で友達と協力して学び、必要な学力と社会性を身に付ける。
午後は個別学習形式で探究学習や文化芸術・スポーツ活動、企業実習、自然体験など一人ひとりに合った学びで、自己肯定感を育てる。

その実現のために、多様な教員の採用や、地域・社会が学校を支えるチーム学校の取り組みを展開することだと感じます。


いずれにしれも、これからも若者世代の声を聴きながら政治課題に取り組んで参ります。