公明党松戸市議会議員
あしだ 満春

ベーシックサービスを学ぶ

2025.01.04

今から60年前、1964年、公明党は大衆福祉を高らかに掲げ出発しました。
その大衆福祉とは、狭義の福祉論とは異なり、全ての人々の幸福を実現するための普遍主義的な社会改革を志向するものです。

近年、国政で大きな柱となった全世代型社会保障とは、まさに我が党の主張が政治の主流になったあかしと言えます。

現在、日本は少子高齢化と人口減少により、国の存立が揺るがされかねない深刻な状況にあります。
この重要な時期において、医療や介護、福祉、教育など人間が生きていく上で不可欠な公的サービスに誰もがアクセスできる権利、いわゆるベーシックサービスを踏まえた取組が必要であると考えます。

今後、松戸市の施策においても、これらを念頭に様々な角度から政策提言していくことを御承知おきください。

ベーシックサービスを念頭にいれた政策

冒頭掲載した文章は2024年9月の松戸市議会の本会議で令和5年度決算の賛成討論でした私の発言です。

人口減少など政治課題はまったなしです。
そのなかにあって私たち公明党は特にベーシックサービスを踏まえた取組が必要と考えています。

例えば、私の話しになりますが今年3月に通信制の大学を卒業します。
本来であれば高校卒業後、大学に通う選択があったのかもしれません。
ところがわが家はギャンブルばかりの父がいました。

一日でも早く家計を支えられるようになりたいと考えると、大学に進学するという選択肢は早い段階で頭から消えていました。
当然のように働きにでました。


ところが社会で働くなかで次々と大きな仕事に挑戦する機会を得ます。
そこで基礎となる知識がなかったために壁にぶつかったと思うときがありました。

そのときです。
大学に行きたいと思うようになったのが。

実際、2017年から通信制の大学で勉強を始め今年ようやく卒業です。
働きながら、また議員としての活動を行いながらの勉強であったため7年要したことになります。

必要とする人が必要なときに受けることができるベーシックサービスが整っていたらどうだったのでしょうか。

あのとき高校を卒業した後、すぐに大学に進学したのかな?


いやいや、やっぱり勉強よりも今すぐのお金で家を楽にさせたいと、やっぱり就職したのかな?


今となれば全て、たらればの話しですね。

それはさておき、
私の実体験からも、医療・福祉・介護・教育など誰もが安心して必要なときに受けることができるような社会にしたいと考えます。

お金がある人だけが医療が受けられて、お金がない人は医療を受けられない。
お金がある人だけが教育を受けられて、お金がない人は教育を受ける機会をあきらめる。

そんな社会のままでいいわけがありません。
弱者を救う社会というのではなく弱者を生まない社会への挑戦を進めていきます。

2025年1月5日
慶応義塾大学経済学部
井手英策教授の本からベーシックサービスを勉強させていただきました。