公明党松戸市議会議員
あしだ 満春

松戸市の災害発生後トイレ使用について

2024.12.06

大規模災害が発生してすぐ、水洗トイレを使用できないことを想定する必要があります。

というのも上下水道それぞれが使用できることを確認しないうちに使用してしまうと、最悪、汚物が流れず衛生面で大変厳しい状況になります。

そのことから、わがやでも便袋など簡易トイレを備蓄しています。
では公園や市民センターなど公共施設のトイレはどうなっているのでしょうか。

今回の議会でこのことを取り上げました。
議会質問は次のとおりです。

12月議会
災害発生時のトイレについて

芦田からの質問

防災施策についてお伺いします。

10月初旬、六実小避難所運営委員会が主催する1泊2日の防災訓練に参加しました。避難所となる小学校体育館に実際に宿泊するという貴重な経験を得ることができました。

訓練には市の職員も参加し、なかでも危機管理課の職員は能登半島地震の際、実際の避難所運営に携わったとのこと、現地の様子を詳しく伺えたことも大きな学びの場となりました。

そこで今回は、訓練を通じて運営委員会の皆様と話し合った想定される課題をいくつか質問いたします。

質問要旨(1)災害発生時のトイレについて災害発生後、先ずは自分の命を守ること、次に安全な場所に避難することです。
ここまでの行動は全員一致します。

問題はこの次です。

大きな災害が起きると水洗トイレは使用できない可能性があります。
それでも私たちの排泄は待ってはくれません。

大正大学人間学部人間環境学科の調査によると2016年4月に発生した熊本地震では発災後3時間以内にトイレに行きたくなった人は38.5%、6時間以内では72.9%とのことでした。

このことから水・食事の手配と同じか、もしくはそれ以上にトイレに対する初動対応が求められます。この数字を前提に質問します。

災害発生後、直接指定避難所に行く住民もいれば、町会によっては緊急的な避難場所として公園に集合するよう事前に申し合わせているところもあります。

ここで最初の課題。
公園設置の水洗トイレの使用可否の判断や、簡易トイレを使用できるようにするには本市職員だけでは到底たりません。

そこで質問ア 公園のトイレ使用について、事前に町会・自治会などと協議する必要があると考えますが、本市の見解をお示しください。

次に市民センターです。市民センターに避難する住民も、簡易トイレを使用することが想定されます。
簡易トイレの種類もその多くは洋式トイレで使用できるものと伺っています。

そこで質問イ 市民センターのトイレ洋式化改修を進めていると思いますが、現在の洋式化率をお示しください。

総務部からの回答

始めにアについてでございますが、本市では、町会・自治会へはパートナー講座等で大規模地震が発生した際には、公園に設置しているトイレにつきましても、家庭のトイレと同様に、水道が復旧するまで使用は控え、復旧するまでは、自宅に簡易トイレセットいわゆる便袋を備蓄し、自宅にて活用していただけるよう周知に取り組んでいるところでございます。

引き続き能登半島地震の事例を紹介し、震災時の公園のトイレの使用について、啓発活動を通じて周知に努めてまいります。


続きまして質問要旨イについてでございますが、市民センターのトイレの洋式化率につきましては、全17市民センターのトイレ208基のうち、洋式のトイレは174基となり、率にして83.7%となります。

芦田のコメント

災害発生時のトイレについてご答弁にあったとおり、周知・啓発活動をお願いします。
地区意見交換会などでも周知すると効果的かもしれません。

ご検討お願いします。

市民センターのトイレ洋式化について83.7%とのこと承知しました。
議会の議事録をみると平成29年にわたしども公明党から質問した際は、小中学校以外の公共施設の洋式化率が52.3%とのことでした。着実に進んでいると評価します。

一方で、場所によっては、洋式化率が低い市民センターもあるようなので、それら施設についても、遅滞なく進めていただきたいと思います。