公明党松戸市議会議員
あしだ 満春

松戸市 さくら通り「ネアガリ」何とかならないですか?

2023.09.29

2022年の秋、早朝。
私は六実駅で通勤の皆さまに挨拶をしていました。
そこに杖をついて歩く女性。
声を掛けられました。

 

女性
「さくら通り“ネアガリ”何とかならないですか?」

「値上り?土地価格が高騰してるのですか?」
女性
「値上りじゃなくて、根上り。歩きづらいんです」

 

これが最初のやりとりです。
根っこが表面にでてくることを「根上り」といいます。
私はこの時までこの言葉を知りませんでした。
実際に歩道を歩くとと根っこででこぼこ。
皆さまも歩きづらいと思ったことありますか?

(根っこで歩道がでこぼこ・・・どうやって改善するの?)

歩くのに不自由な方にとって根上りは大問題。

駅前でのやりとりの後、六実のさくら通りに付近に住む数軒に歩道について聞いて回りました。
確かに歩道がでこぼこ。歩きづらい場所が何カ所もありました。
よくよく聞くと、この地域 前年にバス路線が変更し、さくら通りから六実駅までバスも通行しないとのことです。
ということは、この周辺の方、でこぼこ歩道を歩いて駅に向かわなければいけません。

周辺には、ご高齢の方も多く住んでいました。
歩道のでこぼこが原因で転倒してはいけないとの思いが募ってきました。

2022年11月に初当選。
最初の12月議会で取り上げる議題は、このさくら通りの「根上り」と決めました。

そもそもなぜ「根上り」が起きるのでしょうか。
調べてみました。その原因は道路下の土壌はカチカチに固いうえ、栄養が不足しているからです。
だから栄養を求めて根っこが地表に出てくるのです。

調査するなかで根上りを抑えることができる方法を見つけました。
根っこが地表に出ないよう、土壌改良し地下へ誘導させる方法です。
実際に土壌改良したという市・区があることもわかりました。

これらを提案するため、いざ人生初となる議会での一般質問に臨みました。

市も根上りの問題は認識してました。
質問のなかで土壌改良の有効性も説明。
市としても大事にしたい六実・常盤平のさくら通りです。
今後、新たに植樹する桜の樹は土壌改良し根っこが地表にでないよう対策を講じるとの回答を引き出すことができました。

また、樹の生育を管理する課や、道路を管理する課など、課をまたがって今後「街路樹の植栽・管理に関するガイドライン」を策定し、緑がも持つ景観形成や環境保全機能の発揮、道路の安全性を確保するとのこと。

つまり誰からも愛される街路樹を目指すと新たな方向性を示しました!
この後、六実駅に向かい、杖をつかって歩く女性に真っ先に伝えました。
このときの喜んでいただいた顔を決して忘れません。

ブログ冒頭で掲載した桜の樹は今年9月に六実のさくら通りに新たに植えた桜の樹です。
この樹こそまさに、根っこが地表に出てこないよう工夫されたものです。
既に大きくなった樹は対処療法で生育に問題ない程度で根っこを除去するしかありませんが、これから植樹するものは土壌改良等で対策されたものです。
松戸の名所・さくら通り。誰からも愛される街路樹へと変わります。