公明党松戸市議会議員
あしだ 満春

病気を診ずして 病人を診よ

2025.07.18

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「病気を診ずして 病人を診よ」とは東京慈恵医科大学が理念にしている言葉です。

私の前職はライフサイエンス分野。

医学部がある大学の研究室にも足を運んでいたことから、東京都港区にある東京慈恵会医科大学附属病院に掲げられているこの言葉に何か心を打たれた記憶があります。

この言葉の意味は東京慈恵医科大学のホームページによると

東京慈恵会医科大学の理念であるこの言葉は、病んでいる「臓器」のみを診るのではなく、病に苦しむ人に向き合い、その人そのものを診ることの大切さを表しています。

とのこと。

政治にも必要な視点では?

なぜこの言葉を思い出したかというと、先日50代独身男性と座談会を行ったことに始まります。

男性たちは「子育て支援もわかる」「高齢者支援もわかる」「だけども俺たちには?」
と意気投合。

では私が2022年11月に市議会議員初当選以降、
50代独身男性+現役世代向けに議会で取り上げたものもあります。

それは2023年12月議会で
「働く世代への学び直しの支援」というテーマを取り上げました。

このテーマに潜む課題は
将来、生産年齢人口・労働者人口が大きく減少するということです。

2050年生産年齢人口は今よりも2100万人不足するという試算があり、そのためにAI,ロボットなどデジタル分野に精通する人材を現役世代も学び直すことで将来に備えようといった趣旨です。

このこと慈恵医大の言葉に重ねるとどうでしょうか。
「病気を診ずして 病人を診よ」

ここでいう病気とは2100万人不足するという課題。
この課題を意識し過ぎたあまり、病人を意識せず働く方をある意味、手段にしてしまっていたのではないかと反省しました。

もちろん将来必ず訪れるこの課題に対して無策で迎えるわけにはいきません。
万端の準備でもって乗り越えたいとは思いますが、
一方で「人が持つ感情」を無視することはできません。

「俺たちには?」と言わせてしまうことこそ、これまで対話が少なかったのかもしれません。

今後もこのような機会を持ち、生の声を聴くことに徹したいと思います。
今回、機会をいただいたみなさまありがとうございました。